
こちらも、恒例。
社員総出で行う、土屋酒造店の蔵とつなっがっている、母屋の大掃除。
毎年、秋晴れの1日を使い、1回の大部分の畳を干し、壁や天井、建具などを拭き掃除する
恒例の行事です。
母屋と蔵の一部は、大正11年10月31日に関係者やお得意先などと、
盛大に落成式典を行っており、それによると、起工が大正10年2月とありますから、
約1年8ヶ月をかけて建築したことになります。
なにせ、南佐久だけだと、大きな木材が足りずに、上越地方からも仕入れたと聞いております。
以外に新しい、、、のが実感でして、まだ94年なんですね。
建築を計画した、弊社2代目土屋熊治は非常にこの建物に思い入れがあり、
掃除の仕方一つをとっても、事細かに指導していたようです。
釘や画鋲をうつなどもっての他だった様子。
そうやって丁寧に一族皆で使っていたから、大正の造りのわりに新しく見えるのかもしれません。
皆の力を借りずには、維持できない、貴重なものになりつつある古い日本家屋でしょうか。